強めの苦みのIPA

エールビールの中でもIPAは強めの苦みがあって大人にお勧めのビールです。最近このタイプの人気が出てきているようですが、IPA(インディア・ペールエール)は、ペールエールの苦みをより強くしたもので、ガツンと苦みがあり、重めの口当たりですが、柑橘系の風味もほんのり漂います。
アメリカで最もポピュラーなビールの種類になっているのですが、アルコール度数の高い物が多く、まさに大人のビール的存在でしょう。逆に癖が強いということで好き嫌いが分かれるのかもしれませんが、一度口にするとやめられない味わいです。
サントリーの「クラフトセレクトIPA」は、強い苦みと柑橘系の風味が特徴です。北米産のシトラスの香りが強いシトラホップをたっぷり使うことで強い柑橘系の風味があります。アルコール度数は6.5%と強めで、ガツンとした飲み心地です。癖のある味わいが好きな人ならきっと気に入るでしょう。
ヤッホーブルーイングの「よなよなエール・インドの青鬼」もビール好きなら一度は飲むべきです。熱狂的なファンを持つIPAで、ガツンとした苦みと鼻に抜けるフルーティーな香りが評判です。日本で飲める本格的なIPAということで、ビール好きの間では大人気のようです。缶のまま飲むよりも、グラスに注いで飲んだ方が香りが広がり、もっと楽しめます。
更に嬉しいのは、これだけ本格的な味わいなのに価格がお手頃だということですビール好きのすべての人にお勧めのクラフトビールでしょう。
苦みよりもコクが強いのは黒ビールのスタウトです。見た目は苦みがありそうなのですが、実はスタウトは飲みやすいのです。軽いのど越しとは無縁の濃厚でクリーミーな口当たりが楽しめます。